祖父。それは優しく時に頑固で面倒くさく、けれど見ていると面白い家族。
今回はそんな我が家の祖父の面白エピソードについて紹介していこうと思います。
我が家のおじいちゃんのプロフィール
我が家の祖父は89歳。肺が悪く、酸素吸入を使いながら生活。
しかしジッとしているかと思いきや趣味はゴルフ。酸素カートを引きながら週1で通っています。
大好物はウナギ。甘辛い味付けが大好きで、酢豚や照り焼きハンバーガーなんかも好んで食べます。野菜以外であればあまり食べるものに抵抗はないタイプで、逆に嫌いなものは菜っ葉類。隙あらば残そうとします。
おじいちゃんの面白エピソード「お年玉ウナギ」
それが起きたのはお正月のことでした。
祖父に会いに来た叔父夫妻から「お年玉だよ」と言われ現金を受け取った祖父。
叔父夫妻が帰った直後、食事の最中にそれは起きます。
「俺がウナギでも奢ってやるで」
祖父の手にはさっき貰ったお年玉。
いやいやいや、それさっき貰ったお年玉だよね?俺の金で奢ってやるみたいなニュアンス出してるけどそれさっき貰ってたお金だよね?
人から貰ったものを即座にウナギへと変換するそのスピード感と、「奢ってやる」という謎のちょっと上から目線の態度に苛つくよりも先に笑いがきました。
おじいちゃんの面白エピソード「ティッシュ爆弾労い団子」
祖父はうっかりすることが多く、ティッシュをポケットに入れたまま洗濯に出す、いわゆる「ティッシュ爆弾」を引き起こすことがあります。
我が家では私が洗濯担当。祖父のティッシュ爆弾の被害を受け、その後始末に追われていました。
そんなときでした。祖父が私に熱心に団子を勧めてくるのです。
よくスーパーで売られている3本セットで数百円もしないみたらし団子(1本祖父が食べ済)を、何故かその日はめちゃくちゃ私に食べさせたがりました。
後から聞いてわかったのですが、祖父は自分のティッシュ爆弾で迷惑をかけたことを知り、自分なりに私を労おうとしていたとのこと。
労おうとして出てくるのが団子なのか…。しかも食いかけのやつ。
お詫びに団子差し出してくるってなんだか昔話かな?
勝手にツボに入って、なんだか怒るのも馬鹿馬鹿しくなったエピソードでした。
おじいちゃんの面白エピソード「サーモンorブリ」
刺身を食べていたときのこと。
祖父「この魚は美味いな。ブリか」
兄「じいちゃん、それサーモン」
漫才かな?
多分「脂がのってる魚=ブリ」で覚えていたのでしょう。
祖父にとって身の色はどうやら些細な問題のようです。
しかしサーモンとブリは結構違うような……。
面白エピソードを楽しみに
祖父のお世話をするのは大変なことも多いですが、同時に面白いことも多いです。
祖父からいつ次の面白エピソードが出てくるのか、楽しみで仕方がない私です。
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