我が子がいじめにあっていたら?相談された時に気をつけたいこと3選

ブログのアイキャッチ いじめについて

こんにちは、きぬもめんです。

相手の心身を追い詰め、ボロボロにするいじめ。

いじめが原因で事件に発展する、なんて心が痛むニュースを目にすることもあります。

そんないじめにあっていると子どもから相談されたら、あなたはどうしますか?

どう対応すれば子どもに寄り添ってあげられるだろう……

どう対応するのが正解なのか、悩む方もいるかと思います。

そこで今回は、いじめられっ子の経験を持つ私の体験談を元に、

相談されたとき気を付けた方がいいことについてまとめていきます。

対応で困っている、正解がわからないと悩んでいる方は

参考にしてみてください。

いじめは心を蝕む

まず、私のいじめられた経験について書いていきます。

私は小学校、中学校でいじめにあい、陰口や無視などの被害を受けました

またそのいじめが過激化し、鍵盤ハーモニカで顔を叩かれるなど流血沙汰に発展しました。

時がたった今でも、それらのことは鮮明に思い出すことができます。

それだけいじめられた経験というのは深く心にに残るものなのです。

またいじめがおさまった後も「笑い声を聞くと自分が笑われている」ように感じたり、「話し声が悪口を言っている」ように感じたりと、

同じ年代の人間に会うことが恐怖に感じる外を歩くのにイヤホンと音楽が必要不可欠という状態が何年も続きました

悪口を言われたくらいで大げさじゃない?

と思うかもしれませんが、「それくらい」と感じることが人によっては大きな傷になることもあり得ます。

また私の場合のように、言葉だけだったのが過激化して流血沙汰になる、なんてことも考えられるので、

「そのくらいで」と考えないよう注意してください。

子どもからいじめを相談されたら

突然のことに戸惑ってしまう方もいるかと思います。

しかしそのSOSに間違った対応をしてしまうと、

「この人は頼れない」と、助けを求めることを子どもが諦めてしまうかもしれません。

元いじめられっ子の視点から気を付けてほしいことをまとめるので、

それを元に、対応を考えてみてください。

加害者の味方をしない

こういったいじめの話になるとついつい

でも○○くんにも事情があったのかもしれないよ

という反応をしてしまいがちかもしれません。

しかしいじめられた側からしてみれば、いじめてきた方の事情なんてしったこっちゃありません。

どんなに不安定だったとしても、家庭の事情が複雑でも、鍵盤ハーモニカで顔を叩いていい理由にはなりませんし、

「理由があればいじめてもいい」とはならないのです

いじめられていて辛い、ということを話しているのに、

いじめる側ばかりを擁護するような発言ばかりしていると、

相談者に「辛いのに相手の心配ばかりでわかってもらえない」という気持ちを抱かせます

いじめられて一番辛いのは相談している本人だということを忘れずに、

それは嫌だったね、辛かったね。そんなことを言うなんて酷いね

など、あくまで相談者に寄り添った態度で話をよく聞いてあげてください。

茶化さない

あんたが何か変なことでもしたんじゃないのー?

せっかくの相談を話半分に聞く、茶化すなどしている方がいましたらすぐにやめましょう

いじめの深刻さや苦しさを理解しておらず、場の雰囲気を明るくしようとしての行為かもしれませんが逆効果です。

「この人に話しても意味がないんだ」と思われてしまい、いじめの苦しみを1人で抱え込むようになってしまうかもしれません。

子どもからの必死のSOSです。茶化したりせずに聞いてあげてください。

内容によっては「そのくらいのことで~」という反応を返してしまう人もいるかもしれません。

ですが、辛さを決めるのはいじめの被害者です

相談された側から見れば軽そうに見えることでも、本人にとっては非常に辛い状況かもしれないということを忘れないでください。

急かさない、遮らない

で、何が言いたいの?

家事や仕事の合間だとつい急がせたり口を挟んだりしてしまう、なんてこともあるかもしれません。

しかしそういった態度は子どもの口を噤ませ、

せっかくのSOSを「何でもない」と引っ込めてしまうかもしれません。

どうしても手が離せない場合は

ちゃんと話が聞きたいから少し待ってくれる?

といった断りを入れ、相談の時間を作るなどしてください。

いじめを相談された時に気をつけたいことまとめ

以上、いじめを相談されたときに気をつけたいことについてでした。

以下に内容を気をつけてほしいポイントをまとめます。

  • 加害者の味方をしない
  • 茶化さない
  • 急かさない、遮らない

相談という子どものSOSにどう対応するかで、相談者の精神的負担は大きく変わってきます。

相談内容をしっかり聞き、また「そのくらいで」と軽んじたりせず、

相談者に寄り添って話を聞くことが大切です。

どうか子どものSOSを見逃さないようにしてください。

またいじめの詳しい内容や、加害者のその後が気になる、という方がいましたらそちらの実体験についてもまとめてあるのであわせてご覧ください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました