保健室登校の環境ってどんな雰囲気?実体験からご紹介

ブログのアイキャッチ 保健室登校、別室登校

こんにちは、きぬもめんです。

教室に行けない時、選択できる登校の形のひとつ。それが保健室登校。

でも、いざ行くとなると……

保健室登校ってどんな雰囲気なんだろう……

怖い人がいたら嫌だし、保健室だと勉強がしにくかったりしないかな?

なんて考えてしまって、不安になることはありませんか?

そこで今回は中学生の頃に保健室登校を利用していたブログ主が、

利用者側から実際に感じた保健室登校の雰囲気をご紹介します。

保健室登校するんだけど不安だな」と感じたり「子供に利用させたいんだけど、どんなものなんだろう」と思っている方は

ぜひ読んで、参考にしてみてください。

保健室登校は怖くない

人間関係の恐怖、体調不調での不安、精神的不安からくる恐怖、将来への漠然とした不安……。

恐らく保健室登校を利用する人は、数多くの「恐怖や不安」に晒されて、ここまで避難してきたのではないかと思います。

なので教室とは違う新たな環境に

また怖いことがあったらどうしよう

と、不安に思ってしまっても仕方がありません。

ですが、安心してください。

保健室登校は怖くありません。

私の経験ですが、保健室登校している際に授業に出ることを強制してきたり、意地悪を言ってきたりするような教師は一切いませんでした。

むしろ、みんな優しかった印象しかありません

保健室登校は教室に行くことができない生徒が安心して学校に通えるようにする仕組みです。

もし問題があるのなら、教師や両親に話して対応を変えてもらうように相談してみましょう。

保健室登校はどんな雰囲気?

保健室登校を利用することが決まったけど、どんな雰囲気なんだろう?

保健室登校は学校によっても変わる面が多く、利用してみないことにはどんなものかはわかりません。

ですが、何もかもわからない0からのスタートは誰だって不安になるもの。

ということ、今回は私の実体験を一例にあげ、 

保健室登校がどんな雰囲気なのか、どんな環境なのか少しでも知っていただければ嬉しいです。

雰囲気:教室よりも落ち着いて過ごせる

私の場合ですが、利用している人数が多いこともあって、

保健室に登校した後は使われていない別室に移る、という形をとっていました。

ですが、教室より人数は少ないし大声で騒ぐ人もいなかったので、

教室より落ち着いて過ごすことができていました

あの教室特有の、不特定多数の人間が各々好き勝手騒いで過ごす、といった雰囲気がなく、

恐怖を感じることもなかったように思います。

また教室ではないので、勉強のサポートこそ受けられませんでしたが

騒ぐ生徒のいない別室は自習には最適の環境でした

保健室登校は勉強が遅れるのではないか、と感じるかもしれませんが人によっては教室にいたら勉強どころではないと、なっている場合もあります。

特にいじめなどの人間関係のトラブルで悩んでいる場合、相手の視線を気にして動けないといったストレスが発生しやすく、授業を受けても相手が好きに動ける休み時間がくるのが怖くて身に入らない、なんてことも。

どうしても勉強が不安な場合は塾や家庭教師など、苦痛を感じさせてくる人間がいない場所での勉強方法を検討してみてください。

雰囲気:利用者にも理解がある

他にも保健室登校を利用している生徒がいたのですが、

どの生徒もみんな落ち着いた雰囲気の人たち、といった印象が強いです。

教室にいる同級生のように、急に大声をあげたり走ったりすることもなく、

当時の私から見ると少し大人っぽい感じがありました

同じ教室に行けないという境遇をわかっていることもあってか、

自分がされて嫌だったことは相手にしないようにしよう、という意識が働いていたのかもしれません。

周囲の利用者にそういった理解があることも、

保健室登校が教室より行きやすい理由の1つかと思います。

雰囲気:教師が利用者のことを考えて行動してくれる

保健室登校を利用していた際、傍にいてくれたのは保健室登校担当の先生だったのですが、

その先生から私は一度も無理強いをされたり意地悪を言われたりすることはありませんでした

基本、私がしたいこと、できることを優先してくれて

トラブルが起きた時などは率先して担任の先生に報告してくれるなど、対応も早かったです。

例えば過去にクラスメイトから給食を運んでもらった際、私の分の牛乳のストローがバキバキに折られているということがあったのですが、

その先生は「そんな小さなこと」と片づけず、誰よりも早く怒ってくれて、

担任に報告→どうしてそんなことが起こったのかの原因究明→私への理由説明

という手早い対応をしてくれました。

そういった先生の存在もあって、私は安心して学校に通うことができていました。

「ストローが折られてたくらいでそんなに不安がらなくても」と思うかもしれませんが、当時いじめで苦しんでいた私にとって、小さく見える悪意は大きな恐怖でした。

「まだ自分をターゲットにしているんだ」ということを感じて、その悪意と執着にすごく怖くなったことを覚えています。

外部からは小さく見えることでも、本人にとっては教室復帰を妨げる大きな問題だったりします。

「そのくらい」と片づけず、相談された場合はていねいに対応してほしいです。

保健室登校の雰囲気まとめ

いかがだったでしょうか。

以下、内容についてまとめます。

  • 教室よりも落ち着いて過ごせる
  • 利用者にも理解がある
  • 教師が利用者のことを考えて行動してくれる

保健室登校は利用する前だと不安な面も多いかと思います。

けれど利用者に配慮してくれたり、無理しなくていい環境を整えてくれたりと

教室に入れないけれど学校に行きたい、という人の大きな味方になってくれるので、

教室に行くことができなくて悩んでいる方は、利用を検討してみてください。

また、詳しく保健室登校について知りたい方はこちらの記事もあわせて読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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